
~進出の形態とポイント~


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本講座は、中小企業が海外取引に目を向けることが一般的になってきたなかで、中小企業は大企業と違い海外進出に対す知見がないという課題を受けて、中小企業の海外取引で考慮すべきことを知財視点からお伝えし中小企業の海外進出の成功を後押しすることを目的として開催しました。
参加者に事前にお伝えしたテーマ「中小企業がこれから始める海外展開~海外進出と求められる知財の準備・契約~」について、セミナー後のアンケートでは回答の9.5割以上の方にテーマに沿った内容であったとの評価を頂け、回答の9割弱の方に役に立ったとの高い評価を頂けました。
さて、第1部では、海外進出の経験を多く有する中小機構の中小企業アドバイザー様に講師として登壇いただきお話を頂くことで、「中小企業がこれから始める海外展開~進出の形態とポイント~」というテーマに深みのあるお話を頂けました。そのなかで中小企業が海外と取引するためのスキームや、契約先の信頼性確保、知財を含む契約を実効性あるものにするために必要なことを、スキームの別にお伝えいただき、第2部へもスムーズにつながりました。また、中小企業に有意義な中小機構の支援事業についてもご紹介いただけました。
第2部では、「海外展開に求められる知財の準備と契約」について、まず、商標、特許を中心に法的要件や外国出願に関する注意点を簡単に紹介しました。その後、海外進出のスキームの別に、知財を守るために注意なポイントを契約に関連付けてお伝えしました。こうした構成により、受講者には伝わりやすかったことがアンケート結果の一因としてあらわれたのではないかと考えています。




