
第2部では、特許マップの活用例も含めて知財戦略の基本から実践までについてお話しします。
本講演では、特許庁が提供する特許情報プラットフォーム「J-PlatPat」の検索結果をExcelで加工することによって、簡易な特許マップを作成する方法をご紹介します。簡易ながらこの特許マップを用いた特許情報の分析により、他社の開発状況などを把握したり、新たな開発・研究のヒントを得たりすることができます。その活用例についても具体例を示してご紹介します。

総合電機メーカーにて知財の創造・保護・活用を含む知財マネジメントに従事した約40年間の経験を踏まえ、本講演では、「知財戦略は何のために策定するのか」といった基本的な問いから、特許マップやIPランドスケープの実践例、最新のオープン&クローズ戦略など、中小企業やスタートアップの事業成長を実現する知財経営支援に役立つ興味深いテーマを取り上げてご紹介します。


コメント
今回は、定員を超過するお申込みをいただき、たくさんの皆様のご参加をいただきまして、ありがとうございました。
当日は、多くの企業の知財関連業務のご担当者様などにご出席をいただき、実務に役立つ内容が盛り込まれ、大変充実した時間となりました。
本セミナーは、2部構成で行われました。
第1部では、三宅講師により、簡易な特許マップの作成法と活用例を紹介していただきました。
「J-PlatPat」の検索結果と「Excel」の各種機能を利用し、簡易な特許マップを作成し得られた情報を読み解くことで、より詳細な調査や分析の判断材料につながることなどについて、お話しいただきました。
第2部では、戸田講師により、企業における知財戦略を策定する目的にはじまり、企業の具体的な知財戦略の例、特許マップ、特許出願技術動向調査、オープン&クローズ戦略、知財・無形資産の開示などに至るまで、盛りだくさんの内容を豊富な実例を交えてお話しいただきました。
本セミナーで得られたものをご参加の皆様に持ち帰っていただき、日頃の経営や知財戦略に活用していただけましたら幸いです。




