~観光地づくりや観光誘客の推進に向けた知的財産の活用~
後援等
栃木県の豊かな自然、食、温泉、歴史・文化等の観光資源を強みとする
観光コンテンツの掘り起こし・磨き上げ、新たな魅力の創出に向けて、
ブランドや商標活用のシナリオを考える。
ブランドや商標活用は、商標権を取得するだけで終わるものではありません。ブランド・商標活用を意識された切っ掛けがあり、商標権を意識され取得し、認知向上に向けた取り組みや状況に応じたブラッシュアップなどの様々な場面があり、ブランド・商標活用を意識した取り組みとするためにはシナリオを描く必要があります。
パネルディスカッションでは、登壇企業様におけるブランド・商標活用を意識された切っ掛けや思い、商標権取得の経緯、現在の取り組み、ブランド・商標活用を意識して良かったと感じた点などをお聞きしながら、講師により、これからブランド・商標活用に取り組もうとされている県内事業者様へシナリオを描いていくためのヒントを整理していきます。
ファシリテータ 弁理士:藤掛宗則
パネラー 宇都宮ゆず組合 組合長
床井柚子園 代表 床井光雄 氏
コメント
今回は「観光コンテンツの掘り起こし、磨き上げ」をテーマに、第1部では、栃木県の豊かな自然、食、温泉、歴史・文化等の観光資源を強みとする観光コンテンツの掘り起こし・磨き上げ、新たな魅力の創出に向けて、ブランドや商標活用のシナリオを考えるための基調講演、第2部では、企業パネラーを招きブランドや商標活用のシナリオ創りのパネルディスカッションをオンライン配信にて行いました。
オンライン配信での実施にあたり、事例を挙げつつ進めることで参加者の気づきを促し、参加者を飽きさせないための工夫にも注力しました。また、ブランドや商標活用を意識され活動されている企業パネラーからの発言や、専門家として日々支援をされている講師からの発言は、具体的であり参加者の心に響いたものと思います。実施後のアンケート結果でも、事例があったため分かり易かった、具体的だった、また、発信力の前にブランディング意識が重要であることを改めて気づかされた、ブランド化に向けて努力することの経済価値も知ることができた、商標権に対する考え方、取り組み方について大変参考になった、などの声をいただくことができました。
今後も知財意識の高揚、知的財産の活用に繋がるようなセミナーを企画・実施していきたいと思います。