日本弁理士会関東会 主催関東経済産業局 後援

知的財産セミナー2021

Intellectual Property Seminar

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2022年03月10日(木)
東京委員会
特許・商標の使い方!利益UPにつながる活用事例と失敗例
開催時間:15:00〜16:30
セミナーは終了しました
会場
ZOOMミーティングによるライブ配信
定員
100名
共催団体・
後援等
町田商工会議所
概要説明
近年、事業競争力の源泉は大きく変わり、異分野からの市場参入や海外からの低価格品の参入など、性能、品質やコストだけでは事業競争を優位に進められない状況が顕著です。環境変化に対応するためには、知的財産を活用して技術的な差別化を図るだけでなく、デザイン、ブランドやネーミングの価値向上を図るなど、会社の経営に積極的に知的財産活動を取り入れることが重要です。
特許権や商標権を取得して市場を独占する、模倣品を排除する知的財産権の一般的な活用効果以外にも、対外的なアピールやブランド向上、価格交渉力や収益力の向上などもあります。本セミナーでは、会社の企業活動に対して、どのように知的財産を活用していくかを具体的にイメージしていただけるように、特許や商標の失敗例や活用事例を中心に紹介いたします。
セミナー詳細 / 講師
第1部
15:0015:30
概要
<特許について>
制度説明・事例説明
講師
弁理士:大牧 稔
第2部
15:3016:00
概要
<商標について>
制度説明・事例説明
講師
弁理士:森山 朗
チラシダウンロード

開催報告
参加者数
20名
企画委員会
コメント

 「特許・商標の使い方! 利益UPにつながる活用事例・失敗例」をテーマに第1部を特許、第2部を商標の2部形式として、をオンライン配信にて行いました。
特許・商標制度はポイントを簡潔に説明し、事例を中心に講演を行った。第1部(特許)では、出願前公表のリスク、製品開発における継続的な権利化による製品の知的財産保護、共同研究開発を進める上での既存自社技術を明確にする必要性、大企業との製品共同開発を自社知名度につなげる効果、について事例解説を行った。第2部(商標)では、事前調査の必要性、商標の類比判断と調査結果にも続く出願の要否、商標採択におけるネーミングの重要性、商標登録出願をしないリスク、登録商標を使用しないリスク、について事例解説を行った。
 
オンライン配信であるが活発な質問があり、事例解説に重点をおいたセミナーは、アンケートにおいても7割以上の参加者が、説明がわかりやすかった、事業に活用できそうだ、との回答があり、参加者に意義のあるものであった。
 
 今後も事例に即したセミナーを企画し、知的財産の活用につなげたい。