後援等
特許権や商標権を取得して市場を独占する、模倣品を排除する知的財産権の一般的な活用効果以外にも、対外的なアピールやブランド向上、価格交渉力や収益力の向上などもあります。本セミナーでは、会社の企業活動に対して、どのように知的財産を活用していくかを具体的にイメージしていただけるように、特許や商標の失敗例や活用事例を中心に紹介いたします。
制度説明・事例説明
制度説明・事例説明
コメント
「特許・商標の使い方! 利益UPにつながる活用事例・失敗例」をテーマに第1部を特許、第2部を商標の2部形式として、をオンライン配信にて行いました。
特許・商標制度はポイントを簡潔に説明し、事例を中心に講演を行った。第1部(特許)では、出願前公表のリスク、製品開発における継続的な権利化による製品の知的財産保護、共同研究開発を進める上での既存自社技術を明確にする必要性、大企業との製品共同開発を自社知名度につなげる効果、について事例解説を行った。第2部(商標)では、事前調査の必要性、商標の類比判断と調査結果にも続く出願の要否、商標採択におけるネーミングの重要性、商標登録出願をしないリスク、登録商標を使用しないリスク、について事例解説を行った。
オンライン配信であるが活発な質問があり、事例解説に重点をおいたセミナーは、アンケートにおいても7割以上の参加者が、説明がわかりやすかった、事業に活用できそうだ、との回答があり、参加者に意義のあるものであった。
今後も事例に即したセミナーを企画し、知的財産の活用につなげたい。