事業者が知っておきたい知的財産の重要ポイント
~アイデアの具体化から権利行使までの各局面で後悔しないために~
(一社)栃木県発明協会
権利化した後は何に注意すれば良いのか?アイデアの具体化から権利の取得、活用までの各局面での注意点や心得をわかり易く説明します。
はじめに知的財産(特許、実用新案、意匠、商標等)について簡単に説明し、次に、アイデアの具体化やデザインの創作から権利取得までの各局面で心得ておくべき事項を説明します。
取得した権利の活用方法、侵害品を発見したとき・警告を受けたときの注意点、損害賠償金額の算出方法といった権利化後の重要事項や、知的財産に関わる契約を結ぶときの注意点や心得などを事例をまじえて説明します。
コメント
知的財産権の取得をこれまで検討されてこられなかった中小企業・個人事業の経営者等に知的財産について関心をもっていただき、権利化を考えていただくきっかけ作りと、アイデアが閃いたときから権利の取得・活用までの各段階での注意すべきポイントを解説いたしました。
セミナーでは時間的な制限があるため、十分な解説をすることは不可能であり、項目を列挙し、特に理解に注意の必要な事項のみ事例を交えて説明しました。さらに、深い理解のためには様々な機会をとらえて受講者には知識を増やしていっていただきたいと思います。
また、今回解説した事柄は講師それぞれが経験し重要と考えたものであり、すべてではありません。多くの弁理士のセミナーや話をお聞きになることをお勧めいたします。
本セミナー後のアンケートでは、事例を含めた説明でよく理解できた、知財を経営に活用できると7割以上の方が答えていただけました。本セミナーの当初の目的を達成できたのではと考えます。