農水知財のブランド戦略~海外展開と模倣対策を考える~
食品産業技術振興協会
(公財)いばらき中小企業グローバル推進機構
茨城県知財総合支援窓口
優良な日本の植物品種の海外流出を防ぐため、品種の権利を保護・活用する考え方について、知財ミックスの視点も含めて紹介します。
轟木 良則
出願情報の管理、契約、知財ミックスの考え方、寄託等の勘所を寸劇で説明し、その後パネラーの意見を伺います。
パネラー
公益社団法人農林水産・食品産業技術振興協会
(公財)いばらき中小企業グローバル推進機構・茨城県知財総合支援窓口
茨城県農業総合センター
コメント
茨城県及び関東経済産業局の後援をいただきました、
公益社団法人農林水産・食品産業技術振興協会様及び(公財)いばらき中小企業グローバル推進機構様との共催セミナーを12月8日に開催しました。
第1部では、優良な日本の植物品種の海外流出を防ぐため、流出の懸念がある事例等を報告するとともに、新品種を育成した者の権利を保護・活用するための考え方や現場での取組事例を、知財ミックスの視点も含めて紹介しました。
第2部では、寸劇の後、パネルディスカッション形式で行いました。出願情報の管理の大切さ、契約における注意点、知財ミックスの考え方(時期的なこと)、特許出願の際の寄託の問題、加工品の有無(GI)等について説明しました。その後、茨城県知財総合支援窓口から支援制度をご紹介いただきました。
受講者のアンケートからは、初めて参加した方が約90%とのことでしたが、「内容がわかりやすくてよかったと思う」「とても身につまされる内容でした。」等のご意見をいただきました。
今回のセミナーは、質問も多く出され、多くの参加者の関心の高さがうかがえました。また、知財を活用したいという結果から、今後もこうしたセミナーの開催を継続することが必要であると思います。