生成AIの登場によって特許取得プロセスが変わろうとしています。AIは優れた相談相手になりますが、ノウハウの漏洩や幻想には注意が必要です。対話型AIを活用した具体例を交えながら、あなたのアイデアを知的財産として保護する特許戦略について分かりやすく解説します。
商標は先に出願したもの勝ちです。自分が使用していた商標であっても、商標権を取っておかないと、後から他者に商標権を取られることがあります。そうなると、自分が先に使用していたのに商標権侵害で訴えられるかもしれません。対処の大変さ故商標権の取得をお勧めする理由を実例を交えてご説明いたします。
日本政策金融公庫の概要、事業資金のご相談窓口を紹介します。また、技術・ノウハウ等に新規性がみられる方(他企業において利用されていない知的財産権にかかる技術を利用して行う事業)などにご利用いただける融資制度「新事業活動促進資金」をご説明します。
弁理士 櫻木 伸一郎
日本政策金融公庫 国民生活事業本部 東京広域営業推進室 室長代理 橋本 綾華
コメント
今年もオンライン開催としましたが、おかげ様で関西圏や新潟等からのご参加もいらっしゃり、定員50名を超える85名のご参加を頂き、皆様の知的財産へのご関心の深さを改めて痛感致しました。
今年のセミナー内容は、第1部で「AIが変える特許戦略!~あなたのアイデアを知的財産に~」をストーリー仕立てで構成しましたが、アンケート結果もストーリー仕立てが新鮮等との評価も頂きました。第2部は「使用中の商標を他人に権利化されたときのリスクと対処の大変さ」でしたが、アンケート結果も具体的事例が分かりやすかった等とのご意見を頂きました。更に第3部では、「日本政策金融公庫の活用方法」についてお話し頂きました。アンケート結果も知財活用できる例が分かって良かった等の感想もあり、好印象だったと思います。
尚、今回は第3部の講演終了後に無料相談会の時間を設けず、代わりに今日の講演に対する質疑応答を普段より時間を取り、講師から丁寧な回答して頂きました。ご質問もあり、講師からの補足的説明もできましたので良かったと思います。